マンションの配棟について - 初めての一人暮らし。お部屋選びのポイント-福岡編

間取りや周辺状況も、マンションを選ぶ上で重要です。
しかし意外と見落としがちになるのが、配棟です。
要は同じフロア内に、どの様に住戸が並んでいるかどうかになります。
最近は「コの字型配棟」や「E型配棟」が増えてきましたが、一人暮らしであっても家族暮らしであっても絶対に避けておいた方が良いでしょう。

何故ならば外廊下から見下ろすと、部屋が丸見えになりプライバシーが無くなってしまうからです。
また部屋によっては朝昼の時間帯であっても、日差しが全く入らない場合もあります。
普段仕事や学校等で帰るのが夜の時間帯になるというのならば、それでも構わないかもしれません。
しかし日中いるとなると、たまったものではありません。

では何故複雑な形に、配棟したのでしょうか。
答えは簡単です。
単に面倒くさいからです。
賃貸でも購入でもマンションを建てる時は、1棟毎に自治体に申請する事になります。
しかし申請するには費用と時間がかかり、かなり面倒です。
そこで1棟になるべく部屋をつめて入居者を集えば、申請の手間はかからないので安上がりになります。
つまり入居者よりも、自分達の利益だけを考えているという事です。

どういう配棟になっているのかは賃貸のサイト等でマンションの外観が写っているので、そこから確認する事が出来ます。
ただしあまりハッキリとは写っていないので、確実に行くには実際にその場所へ訪れるしかありません。

オススメはI型配棟か、L型配棟です。
春日市には家賃1.9万円のI型配棟になっている、賃貸マンションがあります。
築年数は少し経っていますが、住み心地は悪くないと思います。
他にもまだまだ沢山あるので、色々と探してみては如何でしょうか。